代表挨拶
「お前が継いでくれなかったら、オレは大切なお客さんを裏切ることになってしまうんだぞ」
突然ですが、この父の言葉が、ずーーーっと私の心にこびりついて、保険の仕事を嫌がっていた私に対して、最後は背中を押してくれることになりました。「裏切り」というのは、人間で一番ヒドイことだと思ったからです。
考えてみれば、それまでの自分も「いつか保険の仕事を継ぐ」という両親との約束を「裏切って」きたわけで・・・。「これはマズイな」と、ロクな人生にはならないな、とも思ったのです。
それまでの私は、教育教材の販売で、全国を転々としていました。ですから「今、どこにいるの?」
これが両親との会話でした(笑)北海道や、北陸、広島など、いろいろと車に積み込んで回ったものです。
その生活がおよそ6年。辛いこともありましたが、振り返ると楽しい時間が多かったように思います。
また、完全歩合の仕事でしたから、毎日がゼロからのスタートです。サボろうという気などさらさら起きません。
「いかに自分の気持ち、スキルを高めるか」ひたすらその毎日です(^^;考えてみればその頃の経験が、
「結果はすべて、自分の責任」「自分のまいた種しか結果は得られない」という当たり前といえば当たり前のことを、体を通して学ばせてもらったように思います。
実は小さい頃の私は引っ込み思案で、おとなしい子供だったそうです。
しかも特に「なりたい職業」というのはなかったんです。そんな私が夢中になれる仕事でしたから、前職は「これこそ自分の天職なんじゃないか」とすら思っていました。
ですからその仕事を辞めて保険の仕事をするときには、実は相当に後ろ髪ひかれました。
そんな私も、早いもので保険の仕事を始めてもう17年目になります。
保険の仕事を始めた当初は、「形のないものを提供する」ということが、とても難しいと感じていました。
(それまでがしっかりと「形のあるもの」だったからです)
その思いはもちろん今でもあります。17年目に入っても、まだまだだなーと思うことばかりです。
「できるだけ専門用語を使わない」とか「分かりやすい説明を」と思っていても、うまくお伝えできなかったり・・・。
また「何がベストな保障なのか」という探求も、考えればキリがないほどです。それこそ、千差万別ですので・・・。
最善を尽くしていきたいと思っておりますので、そのためには「会話させていただく」時間をできるだけ作っていきたいと思います。
それもこれも、やはり原点は、
「ご縁のあったお客様をとことんお守りする」
ということに尽きると思っております。
まだまだ至らない所も多くありますが、この熱い心だけは誰にも負けたくないと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。